『推理小説のようにはいかない ミュージック・クルーズの殺人』は宮ヶ瀬 水による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
大学の室内楽サークルに所属するピアノ担当の三澤利佳と、バイオリン担当の葛原卯月は、名古屋港での記念式典に演奏ボランティアとして参加するため、横浜港から船に乗り込んだ。航行をともにするのは市の職員と、ボランティア市民たち。無事に演奏を成功させたその帰路、船上の密室でボランティアの一人が殺害されてしまう。いったい誰が、なぜ殺人を行なったのか......。ミステリー小説好きの卯月は、自分たちで犯人を突き止めようと推理をめぐらせて――。海上の“密室”で起きた殺人に、女子大生コンビが挑む!