『皇帝陛下の美食王膳 陽春国宮廷料理帖』は和泉桂による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
大の料理好きである厨女・茗鈴(めいりん)の勤め先が宮廷の台所・光禄寺に決まる。宮廷に君臨する新たな皇帝陛下・月晨(げっしん)は、若く聡明で優秀だが――ものすごく吝嗇(ケチ)だった。豪華な宮廷料理はムダと一蹴され、このままでは光禄寺は取りつぶしになってしまう! 茗鈴は、そんな皇帝陛下においしい料理を食べてもらい、心変わりをさせるという大役を仰せつかったのだが...。おいしい料理で心を溶かす、中華風お料理ファンタジー。