『PTA会長は官能作家』は霧原一輝による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
舞台は北関東の地方都市。44歳の山村優一郎は官能小説を書いて生計を立てているが、たまに本名で映画の論評などの執筆もするので、表向きはコラムニストを名乗っている。ある日、美人のPTA副会長から会長就任の依頼が。娘の進学に有利だと妻も賛成だ。官能作家ということを自分は知っているという副会長に性描写をべた褒めされ、そのまま迫られてベッドイン。マンネリ気味のエロ小説の取材にもなるかと、いざ会長になってみると、ちょっとした派閥争いもあって、優一郎は皮も伸びるかとばかりに引っ張りダコ。身の下相談にも乗るのであった......。ラストの展開に思わずニヤリの、書き下ろし長編エロス。