『無限世界のトップランカー』はガチャ空による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は蓮禾。「ドラゴンノベルス」(KADOKAWA)から発売。
世界中で大人気のVRMMO『インフィニティゲートオンライン』には、数多の偉業を達成した伝説の旅団が存在していた。旅団の名前は――【天下布武】。そんな旅団を率いる団長がソラだった。トップランカーとして名を馳せ、逐一注目を集めることに嫌気が差していたソラは、気分転換に趣味全振りのセカンドキャラでプレイすることを思いつく。そして、ハズレ属性と揶揄される風属性のセカンドキャラ、リクを作成し、メインキャラのことを隠して“エンジョイ勢”として束の間の休息を楽しんでいたのだが......。「この世界を外部から遮断しました」という運営のメッセージとともにログアウト不能となり、『インフィニティゲートオンライン』の世界に閉じ込められてしまう。リクは新たな仲間とともにこの世界を攻略し、ソラのかつての仲間たちが待つ高階層を目指そうと決意するが、そこにソラの名を騙る偽者が現れて......。己の知識とPS(プレイヤースキル)を駆使して逆境に立ち向かうゲーマー冒険活劇がいま、幕を開ける――!本書は、2020年にカクヨムで実施された第2回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテストにて大賞を受賞した『トップランカーのプレイヤーでしたが、気分転換にセカンドキャラを作成したらゲームの世界に閉じ込められました』を加筆修正したものです。書き下ろしとして、【天下布武】メンバーの日常を描いた「外伝 副団長の憂鬱」を収録。