『穢れた血だと追放された魔力無限の精霊魔術士』は冬月光輝による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はてんまそ。「ツギクルブックス」(SBクリエイティブ)から発売。
名門エルロン家の長女リアナは、生まれつき右手に悪魔の刻印が刻まれていることで父親のギルドから追放されてしまう。途方に暮れながら隣国にたどり着いたリアナは、宮廷鑑定士と名乗る青年エルヴィンと出会い、右手の刻印が精霊たちの魔力を吸い込み周囲に分け与えているという事実が判明する。父親のギルドはパワースポットとして有名だったが、実際のパワースポットの正体はリアナだったのだ。エルヴィンの紹介で入った王立ギルドで活躍すると、リアナの存在は大きな注目を集めるようになる。一方、パワースポットがいなくなった父親のギルドは、次々と依頼を失敗するようになり――。穢れた血と蔑まされた精霊魔術士が魔力無限の力で活躍する冒険ファンタジー。