『死に戻り皇女は前世の夫の初恋を成就させるため、身代わりの死を望む』は智江 千佳子による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はCiel。
「俺は貴女を愛している。――今後も、そして、前世も、ずっとだ」やり直しの人生で身分を偽り、前世の夫=黒の騎士団長レイモンドの初恋を成就させようとした皇女アンジェリカだが、命を救うために体を重ねたことがきっかけとなり、彼から熱烈な恋慕を寄せられる。アンジェリカもレイモンドへの気持ちが止められず苦悩する中、彼女の正体が皇女であることが知られてしまう。アンジェリカへの気持ちを抑えきれないレイモンドは、皇宮に幽閉された彼女の元へ忍び込み「必ず奪いに来る」と宣言する。そして、前世でも運命の日となった建国祭で、皇帝の口から国を震撼させる驚愕の真実がもたらされる! 果たしてそれは、二人を幸せに導くものなのか――。「死した乙女の願い」伝説に隠された本当の結末とは? さらに二人の運命を別つ神の試練の日が訪れる!! 全ての謎が明かされる、身分差すれ違いやり直し初恋溺愛ストーリー、下巻! 2021eロマ大賞大賞受賞作。