『Xの存在証明 科学捜査SDI係』は綾見 洋介による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
化学メーカーの技術者・津田宗一が自宅で焼死した。出火元は密室状態の室内。警察は自殺を疑うが、捜査協力を仰いだ安全工学分野の大学教授・本上真理によって、遠隔操作での密室殺人を実現する、驚くべきトリックが明らかになる。一方、父親のDVから逃れるために無戸籍児として生きることを余儀なくされた少年は、様々な壁に直面し――。二つの事件が交錯するとき、悲痛な真相が浮かび上がる。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。 ※本書は文庫書き下ろしです。