『最後の魔王の戦記』は紺野アスタによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はukyo_rst。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
アルカ・ルギナ魔王国――千年続いたその王朝は、魔王軍が誇る十三魔将の一人、スヴィア・ゾランダールの叛乱により滅び去った。以来、『最後の魔王』は、辺境の古城・ガルファング城に幽閉され、最期の時が訪れるのを静かに待っていた。とある目的でこの城を訪れた考古学者の少年ユウトは、ひとりの少女に出会う。そして彼女こそが、イェルマ・アルカ・ルギナ――『最後の魔王』本人で......!? 「予は、世界の歪みを正したい。魔を滅し、永遠に葬り去りたい」「馬鹿な。そんなことをすれば、魔王など存在できなくなるぞ」「ならば、予は――『最後の魔王』となろう」戦乱の大陸を舞台に、冒険×戦記の本格ファンタジーの幕が上がる!