『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』は海堂 尊による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
東城大学病院を襲う感染症!その時、院長・田口と厚労省のはぐれ技官・白鳥の決断は――累計1000万部突破『チーム・バチスタの栄光』シリーズ、新章第2幕「近い将来、また襲ってくるであろう新たな感染症に対しても、本書はまたとない警告の書となるはずだ。」――斎藤美奈子(文芸評論家)新型コロナウイルスの第二波が収まりつつある中、安保首相は体調不良を理由に辞任、後継の酸ヶ湯はGo Toキャンペーンに励み、五輪の開催に向けて邁進していた。しかし変異株の上陸で状況は一変、それまで感染対策を自画自賛していた鵜飼府知事統治下の浪速で医療が崩壊し始め......。浪速を復活させるべく、政策集団「梁山泊」の盟主・村雨が、フリー病理医の彦根とともに行動を開始する!