『あやかしの食事処 怪し怖しは蜜の味』は時田 とおるによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は吉田 ばな。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
充実しているはずが何か足りない日々を送る大学生の愛莉はある日、怪しげな「食事処」に迷い込んでしまう。出会ったのは、社長を名乗るあやかしの男と、数年前に行方不明になった人気俳優の想真。ここは怪異に魅入られた人を招き、その悩みを食べて解決する「あやかしの食事処」らしい。社長にそそのかされて想真を手伝うことになった愛莉はやがて、想真の秘密と、自分の記憶の欠落にまつわる真実と向き合うことに。ほんのり怖くてじんわり心にしみる、現代あやかしファンタジー。【目次】プロローグ 無名の駅にて第一章 食事処《何でもお悩み相談所》第二章 悪意の投稿第三章 想真への依頼第四章 思い出第五章 待ち人来たる