『金貨一枚貸したら辺境伯様に捕まりました!?』は屋月 トム伽による日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナブックス」(アルファポリス)から発売。
孤児院出身の聖女・ミュスカは、教会の物置小屋に居候し、他の聖女たちから仕事を押し付けられる毎日を過ごしていた。ある大雨の日、びしょ濡れで立ち尽くす一人の男性に出会った彼女は、全財産である金貨一枚を貸してあげることに。数日後、教会にやってきた彼はなんと貴族で、ヴォルフガング辺境伯のレスターだった。レスターに領地まで連れてこられたミュスカは、金貨一枚のお礼としてご馳走、豪邸の一室、箱いっぱいの金貨を与えられ、果てには結婚まで申し込まれてしまう。金貨一枚貸しただけなのに、なんでこうなるんですか!? 不憫な聖女が辺境伯に溺愛される、シンデレラストーリー開幕?