『記憶喪失になったら、義兄に溺愛されました。』はせいめによる日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナブックス」(アルファポリス)から発売。
侯爵令嬢のレティシアは、婚約者の不貞現場を見たショックで自分が前世、日本のアラサー社畜だった記憶を思い出す。世を儚んで家を出ようと決意するも、焦って二階のバルコニーから落ちてしまう。十日後、目覚めた彼女には今世の記憶がすっかりなくなっていた......「あれ? 私、何を悩んでいたんだっけ......?」豪華な部屋に、優しい両親、カッコよくてとびきり甘やかしてくれる兄。お金持ちの家に生まれ、自分の容姿も美少女だなんてラッキー、何も覚えていないけれど、楽しい人生を送るのだと思っていたところ、兄が自分に対して過保護すぎる扱いをしてきて......?