『飯楽園-メシトピア-』は和ヶ原 聡司による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はとうち。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
《メシトピア》――突如施行されたヘルスケア政策は、食料自給率や健康寿命を改善し脚光を浴びた。 だが、その実態は基準に満たない「不健康な食事」、そしてそれらを摂取する「不健康な人間(アディクター)」を社会から隔離・抹消する危険な命の選別だった! 料理人を志すアディクターの少年・新島は、厚労省が率いる《食防隊》の魔の手から逃れるなか、生真面目な食防隊員の少女・矢坂弥登と出会い、ワケあって二人は禁制品であるカップ麺を口にしてしまう。「お願い! 私もう一度、カップラーメンを食べてみたいの――!」「おまえ食防隊だよな!?」 それ以来、ジャンクフードの味を知った矢坂弥登が捜査と称して通い詰めてくるように!? 果たしてメシは銃よりも強いのか......? 食と自由を巡るメシ×ディストピア! 命がけの逢瀬が幕を開ける!