『うちの捕虜だった聖騎士様の執着が怖いんですが自業自得ですか?』は秋山 龍央による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は逆月 酒乱。
レガノス帝国の戦奴として両親に売られたリョウは、そのショックから平凡な会社員であった前世の記憶を思い出す。そこから不思議なめぐり合わせによって歩兵部隊の前線から拷問吏の助手兼世話役へと異動になるが、「ようやく危険な前線から離れられる!」と安心したのも束の間、上官の拷問吏が不在の最中に敵国であるカイネン王国の聖騎士・アドニスが捕虜として砦にやってくることに。尋問なんてしたことないリョウは無能がバレて再び前線送りにされることを恐れ、前世の記憶を頼りにそれらしい言葉を並べることでギリギリ体裁を保っていた。しかしある日、隊長の監視を前に致し方なくサラリーマン時代に受けた風俗店のSMプレイをアドニスに施すと、隊長がその色気に当てられ、アドニスに貞操の危機が訪れてしまう! 彼を助けるために機転を利かせたリョウはアドニスに内密に取引を持ち掛けたことでその場は事なきを得るが、間もなく捕虜奪還のために敵国の兵が押し掛けてきたことで砦を占領されてしまう。その混乱の中でアドニスはなぜか自分の所有物としてリョウを攫った挙句、身体も心も執着してきて...!?