『京都伏見のあやかし甘味帖 消えぬ縁、つながる絆』は柏てんによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は細居 美恵子。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
二月は節分。虎太郎は大学の同期にお願いされて、須賀神社へ懸想文をもらいに来ていた。そのとき、久那斗という神様から、京都の結界が弱まっていると知らされる。不調で伏せっているれんげに頼るわけにもいかず、虎太郎は「四将軍を探せ」という言葉に従い、黒烏とともに京都を巡ることになる。いにしえから続く縁に導かれ紡がれる、和菓子とあやかしの不思議草子、これにて完結!