『きみと真夜中をぬけて』は雨による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はアキヤミ。「スターツ出版文庫」(スターツ出版)から発売。
大賞受賞作が待望の文庫化。限定番外編も収録!人間関係が上手くいかず不登校になった蘭。真夜中の公園に行くのが日課で、そこにいる間だけは“大丈夫”と自分を無理やり肯定できた。ある日、その真夜中の公園で高校生の綺に突然声を掛けられる。「話をしに来たんだ。とりあえず、俺と友達になる?」始めは鬱陶しく思っていた蘭だけど、日を重ねるにつれて二人は仲を深め、蘭は毎日を本当の意味で“大丈夫”だと愛しく感じるようになりー。悩んで、苦しくて、かっこ悪いことだってある日々の中で、ちょっとしたきっかけで前を向いて生きる姿に勇気が貰える青春小説。きみの物語が誰かを変える。小説大賞大賞受賞作!