『女男爵の庭師』はしそたぬきによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はLaruha。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
庭師になるため田舎から出てきたサラ。しかし鞄をひったくられ紹介状をなくしてしまう。 路頭に迷ったサラは、訳ありで未だ誰も採用されていないという庭師の求人に飛びつく。 その屋敷の主は、美しくも破天荒と噂の、男装の女男爵・アイリだった。 難題の採用試験をサラはあふれる植物愛で突破。 庭師となったサラはアイリに連れられ庭園を巡ることに。 行く先々で事件が起こるが、アイリの洞察力とサラの植物知識で解き明かしていく。 やがてサラは、ある花と父の死の真相を追うアイリの孤独に気づきーー。 ==登場人物== アイリ 『特別継承権』を認められ、女性の身だが暫定的に男爵位をもち、男装を好む。 たぐいまれなる美貌と頭脳をもつが、破天荒と噂される。 サラ 田舎から出てきた17才の少女。 祖母の影響で草花をこよなく愛し、庭づくりとその知識は誰にも負けない。 プロローグ 第一章 女男爵とパセリ 第二章 整形庭園と貴婦人の探し物 第三章 風景庭園と中庭の謎 第四章 幽霊屋敷と古典庭園の隠し事 第五章 魔女の庭と青い花の秘密 エピローグ