『きみと100年分の恋をしよう きみと100年の恋』は折原 みとによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はフカヒレ。「青い鳥文庫」(講談社)から発売。
「手術が終わったら……。わたし、伊吹くんといきたいところがあるの。」わたしが今、いちばんいきたいのは、はじめてのデートで、伊吹くんと一緒に乗った大観覧車! わたし、鈴原天音。恐れていた病気の再発。伊吹くんだけでなく、栞と柚月くんにも打ち明けた。手術の前に、わたしがどうしてもやりたかったことーー。そのひとつが弓道の「的中」。そのために、梗介くんや、莉子たちが応援してくれたんだよ。手術後には新たな試練も……。でも、みんなと過ごした時間が、わたしを病気に立ち向かわせた。そして高校生活はいよいよクライマックス! 〈小学中級から、すべての漢字にふりがなつき〉