『魔女の断罪、魔獣の贖罪』は境井結綺による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は猫鍋蒼。「GA文庫」(SBクリエイティブ)から発売。
選考会騒然、衝撃の問題作。 魔女と魔獣ーーその結末は罪と罰、最後に全てが覆る。 第16回GA文庫大賞《銀賞》受賞作。 少年は人を食べた。そして、この世で最も醜い魔獣の姿になった。 慟哭、絶望、逃亡。命を狙われる身になった“魔獣”はようやく気付く。牙が、舌が、本能がどうしようもなく血肉に飢えていることに。 もう人には戻れない。居場所を失った魔獣はとある魔女と出会う。 「君、私の使い魔になりたまえ」 契約すればこの〈魔獣化の呪い〉を解く鍵が見つかるかもしれないという。だが、契約と引き換えに与えられた使命は人を殺すことだったーー なぜ少年は人を食べたのか? 誰が呪いをかけたのか? そして、この世で最も醜い魔獣の姿とは……? 選考会騒然ーー魔女と魔獣が織り成す極限必死のダークファンタジー。