『ブギーポップ・ナイトメア』は上遠野 浩平による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は緒方 剛志。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
Boogiepop Nightmare"There Will Come Purple Rain" あなたは心から大切に想ってる人を「君はその人が好きって訳じゃないんだな」って言われたらどう? たとえ相手が死神ブギーポップでもそんなの許せると思う? 私は許さない、絶対に──自己嫌悪に囚われた少女織機綺が激怒するとき、街には異形の"雨"が降り終末への扉が開く。かつて最強によって滅ぼされたはずの悪夢が甦り、人々から未来が奪われていく。 世界が展望を失って蒼白と化し、すべてが"可能性のスキマ"に堕ちていく中で、罪を犯した若き玖良々三兄妹はこの無間地獄を解き放って皆を救うことができるのか。人類を監視する者は陰からその苦闘を見つめている…… Introduction 1,愚を欺き、悪に迷い…… 2,情は歪み、恋は溶け…… 3,雨に濡れ、影が迫り…… 4,渦に落ち、扉は閉じ…… 5,謎は失せ、真も消え…… 6,天は廻り、人は沈み…… 7,嘘は軽く、足は重く……