『寅丸くんちのツクモさん! 僕と茶子とふしぎな骨董屋さん』は雨都 雪による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は海 ばたり。「小学館ジュニア文庫」(小学館)から発売。
中1男子と付喪神とのふしぎな共同生活 古いモノ好きで、割れた茶碗にお礼を言い、軒先に来るツバメを大事に見守り、そして困っている外国人に自分の靴まで貸してあげちゃう、とにかくいい人すぎる中学生・寅丸。 骨董店「鳥鳴堂」の長男である彼のもとに、茶碗の付喪神・茶子がやってきた! あるとき、店の常連・花さんが付喪神「すねかじり」に苦しんでいることを知り、茶子と力を合わせて助けることに。 さらに、茶子の失踪、つぶれかけの和菓子屋さんに住まう付喪神や謎の青年との出会いもあって!? モノと人との絆を描くドキドキでふしぎな物語! 【編集担当からのおすすめ情報】 とにかくいい人過ぎる寅丸くん。 そんな彼だから、茶子をはじめとする付喪神たちは心を許していく、その流れが丁寧に描かれていく様は、読んでいてじわりと心が和んでいきます。そして、茶子が憑いている茶碗にも何か過去にあったようで・・・。ミステリー要素満載なのにほっこりする、そんな不思議な日々のお話です。