『殺されて当然と少女は言った。』は空洞 ユキによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は博。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
美しい少女の放った一言に、人々は言葉を失った。 県会議員・真中理人が自宅で惨殺された事件から一週間後。被害者遺族である女子高生・真中理央は、父親の死を肯定した。その神秘的な容姿と理外の発言、そして未だ捕まらぬ犯人が「学生時代に理人からいじめを受けていた」という事実により、真中理央を中心とした絶え間ない論争が巻き起こり始めーー 肉親の死すら肯定し、母親や周囲の人間から『特別』『異常』と称される美少女・真中理央。彼女の真の目的とは? そして、証拠と目撃者の揃った殺人犯がなぜ捕まらないのか? 真中理央に人生を狂わされた6人の視点から、彼女の本当の姿を象るサスペンスノベル。