『疑似人間メルティア』は対馬正治による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は小河原亮。「富士見ファンタジア文庫」(富士見書房)から発売。最新刊は5巻
「せっかく手に入れた新しい器-喰われてたまるか」数分前まで姉ユピテルだったはずの銀色の獣は無表情に少年を見下ろしていた...。はぐれ異術師の少女ユピテルと弟ラッセル。気の強い姉と気弱な弟の二人が軽い気持ちから引き受けた擬獣退治が姉弟の運命を大きく変えてしまった。なんと、退治したユピテルと退治されたメルティアが合体してしまったのだ。昼はユピテル、夜は疑似人間メルティアという存在になった彼女(ら?)は奇妙な事件に巻き込まれる。最初は単なる連続猟奇殺人と思われていた事件が、この世界の覇権をめぐる闘いへと転がり出していく。
最終決戦!王都モラックスを舞台に、異術師VS擬獣の総力戦が展開される。「見たまえ-。擬獣の群れが、我々の背負っている原罪そのものだ」異術師の長・シュレディングは、悲壮なる決意を秘め、闘いへと臨む。その決戦の中、ユピテルとメルティアが対峙するのは、全ての擬獣を束ねる敵『デミウルゴス』であった。あまつさえ『彼』は、ユピテルの最愛の弟・ラッセルの身体を媒体として、この世に現出したのだ!まさに全ての智と力が必要とされるラストバトル。彼女たちはこの敵を退けることができるのか。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 対馬正治 | イラスト | : | 小河原亮 | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | ISBN(1巻) | : | 9784829127940 | ISBN(5巻) | : | 9784829129104 | 最新刊 | : | 5巻 |
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