『俺と魔物の異世界レストラン』は落合祐輔による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はSyroh。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
魔王の治める街コールテーゼのレストラン「フォリオーズ」。魔物の魔物による魔物のためのレストランであるこの店で、唯一の人間スタッフとして働くアーウィンには、いつか自分の店を持つという夢があった。だが、一緒に働く同僚は、そそっかしい吸血鬼の看板娘リーラに、気温差で性格が一変するリザードマンの料理長ゲイル、ミミックのレジ係に、スライムの食器洗い係......と人間界の常識を軽く破壊していく面々ばかり。さらには、近衛兵を志す堅物の非常識ダークエルフ・マチルダが帯刀でウェイトレスとなったり、同僚の魔物アイスボールがフレイムボールとの痴話喧嘩でバックれるやらで、魔界のレストランならではのトラブル多発がアーウィンを襲う。そんな魔界的にハードでブラックな状況を、アーウィンは店唯一の人間ならではの機転を活かして、無事に乗り切ることができるのか!?それでもきっと行きたくなる異世界のレストラン、明るく、楽しく、ブラックに営業開始!
魔界のレストラン「フォリオーズ」で唯一の人間スタッフとして働くアーウィン。夏のお祭りが開催され、屋台の出店で「フォリオーズ」知名度UPのために奮闘する最中、なんとアーウィンはデュラハンからアンデッド化する呪い(余命一週間)にかかってしまう。魔物の仲間入りを祝福する周囲に反し、アーウィンは人間として生きるためになんとか呪いを解く方法を模索。だが、やっと見つけた呪いの解除方法は、とてもアーウィン一人で太刀打ちできるものではなく、リーラやマチルダら店のスタッフの協力が不可欠。アーウィンはこのままアンデッド化を阻止することができるのか――。常識破りの異世界レストランコメディ、明るく、楽しく、ブラックな第2弾!