『指輪の記憶』はメアリー・ウィバリーによる小説(ライトノベル)作品。「ハーレクイン文庫」(ハーパーコリンズ・ジャパン)から発売。
2年前に事故で記憶を失って以来、シャーナは過保護すぎるおば夫妻のもとで暮らしていた。他人とはほとんど言葉を交わせない窮屈でうつろな日々――。だがおば夫妻が珍しく旅行に出掛け、束の間の自由を手に入れる。解放感にひたりながら海辺を歩いていると、ひとりの男が声をかけてきた。謎めいた雰囲気の、たくましく魅力的な男性だ。だが彼はシャーナについてあまりにも多くを知っていた。不安をおぼえ、逃げるように帰った彼女は夢想だにしなかった。まもなく降りだす大雪が、ふたりの距離を急速に近づけることを。
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