『嗤うエース』は本城雅人による日本の小説(ライトノベル)作品。「講談社文庫」(講談社)から発売。
極貧からのし上がった孤高のエース-。人気球団スターズの浪岡龍一は、世間からの称賛を一身に浴びていた。図抜けた才能、明晰な頭脳、打者に向かっていく闘争心。非の打ちどころがない大投手のはずだった。だが、週刊誌が暴力団との交際を報じたことでその評価が揺らぎはじめる。次々と明るみに出るスキャンダル。特ダネ合戦に沸く各メディア。それでも平然とマウンドに立ち続ける浪岡。彼は本当に八百長に手を染めているのか?何のために?どのような手口で?尽きぬ疑問を解消すべく、少年時代の浪岡を知るベテラン刑事と、高校時代のチームメイトである週刊誌記者が、真相究明に乗り出すが...。元新聞記者が書き下ろす、迫真のエンターテインメント。