『ロアールの聖女』はヴァイオレット・ウィンズピアによる小説(ライトノベル)作品。「ハーレクイン文庫」(ハーパーコリンズ・ジャパン)から発売。
貴族だった恋人が死んで5年――。マーゴは素性を隠してロアールを訪ね、彼の遺児の乳母になるが、そこで、恋人の兄で城主のポールと出会う。美男だった恋人とはまるで似つかないのに、彼が意味深に、マーゴを城に咲く真紅の薔薇に喩えたとき、その濃密な香りに思わず眩暈がした。彼と確執のあった弟の恋人である自分を愛してほしくない。そんなマーゴの想いとは裏腹に運命は二人を強く引き寄せていく。無骨なポールに甘く激しく求愛をされ、愛されれば愛されるほど、罪の意識に、マーゴは追いつめられてゆく......。
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