『人質王女は居残り希望』は小桜けいによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は三浦ひらく。「レジーナ文庫」(アルファポリス)から発売。
赤子の頃から、人質として大国イスパニラで暮らすブランシュ。彼女はこの国の王太子リカルドに憧れている。そんなある日、王位を継いだリカルドのおかげでブランシュ達人質は、国へ帰してもらえることになった。両親に会えるのは嬉しいものの、祖国に帰れば即結婚させられるかもしれない。それに、まだリカルドの傍にいたい――。そう考えたブランシュは、ここに残り女官になることを決意した。ところが、働いているうちに、リカルドに対する恋心が募りだんだん苦しくなってきて......!?