『トリア・ルーセントが人間になるまで』は三田千恵による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はペイント娘。「ファミ通文庫」(KADOKAWA)から発売。
病に伏した父を治す秘薬を手に入れるため、兄の特命によりサルバドールとの取引に臨んだジンドランの第二王子ランス。そこに現れたのは、抜けるような白い肌と銀色の髪、深く青い瞳を持つ美しい少女トリア・ルーセントだった。自らを「薬」と名乗る彼女とともに王都マキシムを目指すランスだが、トリアの護衛であるロサに「トリアに恋をさせて欲しい」と懇願され――!?その身に救済を宿した少女トリアと小国の王子が辿る、ドラマチックファンタジー開幕!