『愛だけが呪いを解くの』はサリー・マッケンジーによる小説(ライトノベル)作品。「マグノリアロマンス」(オークラ出版)から発売。
ハート公爵家には呪いがかけられている-公爵が愛のない結婚をすると、世継ぎの誕生前に命を落とすという呪いを。それを打ち破るためには恋愛結婚する必要があるが、貴族社会においてそんなことはほぼ不可能だ。現ハート公爵マーカスも、恋愛結婚が実現する見込みはないと思っている。そんな彼は、公爵家の義務で訪れた領地で、"独身女の館"に入るのを希望するキャットに出会う。きょうだいの多い彼女は小説を執筆する時間を欲して、なんとしてでもそこに入居したいらしい。独身でいることを望む彼女に、マーカスは惹かれていき-。