『幻獣王の心臓 常闇を照らす光』は氷川一歩による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は沖麻実也。「講談社X文庫」(講談社)から発売。
高校が夏休みを迎えたというのに、西園寺颯介の心は晴れない。それというのも颯介の持つ「シンガン」――神眼、真眼、審眼と呼ばれる特別な能力のせいで、周囲がゴタついているからだ。自宅には颯介と心臓や肺を共有する西方守護の白虎・琥珀が相棒面で居座っているし、「シンガン」に惹かれた青龍や朱雀、玄武までもがちょっかいをかけてくる。その影響は、颯介最愛の妹・奏にも及んでいて......。シリーズ第3弾!