『火の国、風の国物語』(ひのくにかぜのくにものがたり)は、師走トオルによる日本のライトノベル。イラストは光崎瑠衣が担当している。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より2007年10月から2011年9月まで刊行された。また、同出版社の『月刊ドラゴンマガジン』(現『ドラゴンマガジン』)にて、2007年9月号から不定期で短編が連載されている。2019年5月時点でシリーズ累計部数は50万部を突破している。
王国歴82年、ベールセール王国の北部に位置するボルネリア領では、領主の圧政と地震や飢饉などの災害により農民の生活は貧窮を極めていた。領内の僻地オーセル村に住む青年ジェレイドは生き延びる唯一の道として、領主の横暴と圧政に耐えかねた村民たちを率いて反乱を決起する。ジェレイドの卓越した計略と、風を操る黒魔術師ミーアの力により、反乱軍は徐々に勢力を増し、やがて「ベールセール解放軍」と名乗る。
「ジェレイド。本音を聞きたい。勝てると思うか?」「陛下に成し遂げたいことがあるのなら、どうにかしてください」-もはや迷っているときではない。そんなことは分かっている。だが、アレスは問いかけずにはいられなかった。なぜならこれから始まるのは、アレスとフィリップ、どちらが次代の王かを決める最後の戦い。そして望むべく未来を勝ち取るための戦いでもあるのだから。王女は人知れず自に忠誠を誓った騎士を信じ、呟く。「アレス、命令だ。この国の戦乱を終わらせよ」力を、誇りを、理想を、仲間を、そして命を、全てを懸けた決戦の刻!壮大なる歴史絵の幕が、ついに下ろされる。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 師走トオル | イラスト | : | 光崎瑠衣 | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2007年10月20日 - 2011年9月17日 | ISBN(1巻) | : | 9784829119723 | ISBN(13巻) | : | 9784829136812 | 最新刊 | : | 13巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | hinokunikazenokunimonogatari |
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