『まさかな』は小林めぐみによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は加藤洋之,後藤啓介。「富士見ファンタジア文庫」(富士見書房)から発売。
謎の海面上昇により都市のほとんどが水没してしまった時代。それでも人々はたくましく生きていた...。"さかな!"-少女は言った。海洋物理学講座のリチャード・クレイ(通称ディック)は愕然とした。彼ら海洋物理学講座の面々は、秘密裡に飼っていた金魚(体長2メートル)の処置に困り、今朝、海に捨ててきたばかりだったのだ。なぜこの娘はそれを。凡人ディックは知るよしもなかった。この奇妙な能力を持つ少女沢田郁生との出会いが、巫女姫殺人事件、そして巨大魚にまつわる不思議な物語に巻き込まれていく、運命の一瞬であることを...。『ねこたま』でファンタジア大賞選考委員を驚愕させた小林めぐみが斬新な感覚で描く、未来派ファンタスティック長編。
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