『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸じまい』は高橋由太による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
周吉が奉公人として住み込む深川の献残屋「鵙屋」から届いた訃報...主人の安左衛門が刺殺され、下手人として女将のしげ女が自首したという。妖孤・オサキに取り憑かれた"オサキモチ"の周吉は、「オサキモチは家に災いをもたらす」との言い伝えから夫婦の悲劇に自責の念を抱え、恋仲だった鵙屋の娘・お琴を残したまま江戸を出て行くことを決意。しかしお琴もまた、遺書を残して行方不明になり-。