『スピリット・アームズ オブリビオン 君と剣聖少女の未完成な現実』は本山 葵による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は姐川。「角川スニーカー文庫」(KADOKAWA)から発売。
世界で初めて痛覚を搭載したVRゲーム「スピリット・アームズ」。そこに入り浸っている高校生、関場宏介の周りには『末次文音』が2人いた。1人は「スピリット・アームズ」で最大のギルドのマスターであり、聖女と讃えられる少女。そしてもう1人は、入学以来クラスの誰とも話したことがないという記録を打ち立て続けている同級生。相反する2人はとても同一人物とは思えなかったが、ゲーム内では他の追随を許さない剣士である文音と偶然パーティーを組むことになった宏介は、冒険を通じて彼女の"秘密"を知ってしまう。その秘密はやがて、スピリット・アームズの世界を揺るがす事件の引き金となっていき――!?