『鎌倉やおよろず骨董堂 つくも神探偵はじめました』は三萩せんやによる日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
物心ついた頃から骨董品に宿った「つくも神」が視える大学三年生の後田琴子は、その力ゆえに苦労することも多く、目立たないよう大人しく生きてきた。相棒は幼い頃、鎌倉の骨董店「やおよろず」でもらったアンティークのブローチに憑く、少年の姿をしたつくも神「蛍」だけ。しかし、お礼も兼ねて訪れた「やおよろず」で偶然起こった盗難事件を解決したことで、骨董店の若きイケメン主人・星史郎と、「自称」名探偵のぽんこつ警部・真暮の事件捜査に協力することになり―― 。海色のランプの周りを飛び交う「青いモルフォ蝶」、猫脚テーブルの足元でくつろぐ「白猫」、古伊万里の周りを元気に飛び跳ねる「蛙」など、個性豊かなつくも神たちと力を合わせて、事件をこっそり解決に導く、小心者探偵の骨董ライトミステリー!"