『華陽国後宮史 龍は桃下に比翼を請う』は九月 文による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は駒宮 十。「角川ビーンズ文庫」(KADOKAWA)から発売。
ただ、もう一度会いたかった――華陽国大将軍の娘・凛瑛は、父の命で後宮の妃選抜試験に潜入する。襲撃による譲位後、不穏な後宮で皇帝・宗熙の護衛をするために。凛瑛にとって宗熙は、密かに慕うかつての師兄。だが、ようやく会えた彼に昔の面影はなく「いますぐ帰れ」と突き放されてしまう。それでも彼を守りたいと後宮に残るが、試験中次々事件が起こり、やがて凛瑛自身も狙われて......!? 烈々たる中華後宮物語・開幕!