コボルドキング

『コボルドキング』はSyousa.による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はsime。「レジェンドノベルス」(講談社)から発売。最新刊は2巻

数々の武功で敵からも味方からも一目置かれていた騎士団長・ガイウス。戦場では勇名を馳せた彼だが、政が苦手なこともあり、母の死をきっかけに爵位を返上し帰郷する。事実上のリタイヤである。帰ってみると、彼の故郷は森に侵食されていたが、ガイウスはそこで犬のような容貌の「コボルド」と出会う。彼らは森の眷属であり、森中にコロニーを形成していた。初めこそガイウスをよそ者扱いしていたコボルドだが彼の勇猛果敢さに触れ徐々に信頼をよせていく。そしてガイウスも純朴な彼らに惹かれ、やがて巨躯の男と犬の妖精の共同生活という珍しい事態に発展する。しかし、人間の“悪意”というやつはどこにでも存在してーー森の中にも自らを「冒険者」と称するならず者が跋扈し、コボルドの村に脅威を与える機会が増えてきた。ガイウスは友であるコボルドたちを守りきることができるのかーー!?本書ではプロローグ第一章 イグリスの黒薔薇第二章 ガイウス第三章 出会い第四章 追いかけてきた者たち第五章 暗雲第六章 託されたもの第七章 草の王冠の計8エピソードを収録。義に厚く心優しい男の壮年の生きざまを、その目に焼き付けろ。

人として森の眷属・コボルドと信頼を重ね友情を築き、遂には王として受け入れられた元騎士団長・ガイウス=ベルダラス。彼は人間による森への過度の「干渉という名の侵略」を懸念していた。そこでガイウスは、彼を慕って森へとやってきたかつての部下・サーシャリア=デナンの協力を得て防衛力の強化を試みる。だが人間達は暴力や、魔術を使ってまでもコボルドを、そしてガイウスを執拗に襲撃する。はたして、コボルド王国の命運や如何にーー。種族間を越えた友情を描き話題騒然となった優しき王の物語、待望のシリーズ第2巻!

 ▼ 情報(Information)
著者Syousa.
イラストsime
出版講談社
レーベルレジェンドノベルス
刊行期間2019年01月09日(1巻発売)
ISBN(1巻)9784065136904
ISBN(2巻)9784065155608
最新刊2巻
 ▼ 言語(Language)
Japanesekoborudokingu
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