『世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。』は両道 渡による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はazuタロウ。「ガガガブックス」(小学館)から発売。最新刊は5巻
少年に化けた魔王が、勇者育成機関に入学! その圧倒的な力で魔族を支配する世界最強の魔王ルシファー。自分を討伐しにきた、天使や女勇者たちを手籠めにして妻とし、彼女たちを交えたハーレムで、食う、ヤる、寝るだけの生活を続けていた。そして、最後に勇者がやって来てから五百年が経過したある日、魔王の血の中に眠る破壊衝動が強敵を求めてうずきだす。――これだけ待ったにもかかわらず、なぜ勇者は自分を討伐しにこないのか、実にけしからん!そこで、ルシファーは人間の少年に姿を変え、元勇者で今は自分の妻であるレナを案内役に、勇者育成機関である軍学校の様子を見に行くことに。優秀な軍人や勇者を輩出する『エルベリア帝国ミルディアナ領直属軍学校』。ルシファーはテオドールと名を偽り、この学園の入学試験をあっさりと突破。しかも、五百年来誰も為し得なかった、剣術・体術・魔術の三科目で主席を取るという偉業に、テオドールは一気に注目を浴びてしまう。こうして、まんまと勇者育成機関へと潜入することに成功したルシファーは、未来の強敵を求めてさっそく学園内の様子を探り始めるのだが......。
血塗られた「末期の雫」編、決着の時――! 学園からリズが消えた。街中でエルフの失踪が相次ぐ中で起こったその事態と同時に、テオドールの周辺を謎めいたエルフの少女がつきまとい始める。まるで自分のことを監視しているかのような少女のことが気になったテオドールは、彼女と接触する。ピアナと名乗る気弱なエルフの少女の話だと、軍学校の入学試験を楽々突破したテオドールに憧れを抱いたらしい。少女のことが気に入ったテオドールは、彼女と一緒に楽しげな学園生活を送る一方、リズの居所を探す手掛かりがないか探り始める。ピアナと共に行動していたテオドールは、やがて彼女の父親が高等魔法院に勤めていることを知る。高等魔法院にはエルフを差別する者が多い......。そこにエルフ失踪事件の謎を解く鍵があると感じたテオドールは、ピアナの父に接触を図るために彼女を籠絡してしまう。事件の真相へと一歩近づいたテオドールだったが、事態は急変する。エルフの国の女王が、ミルディアナの街に極秘裏で来訪することになったのだ。女王に危機が迫れば、帝国とエルフの同盟関係が崩れてしまう。軍学校の一生徒にして、最強の魔王でもあるテオドールは事件解決に乗り出した。すべては一時の余興のために――!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 両道 渡 | イラスト | : | azuタロウ | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガブックス | 刊行期間 | : | 2019年05月21日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094611212 | ISBN(5巻) | : | 9784094611540 | 最新刊 | : | 5巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | sekaisaikyouno maoudesuga daremotoubatsushinikitekurenainode, yuushaikuseikikanni sennyuusurukotonishimashita. |
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