『つい、好奇心に負けてしまって悪役令嬢を目指すことにしたものの』は蔵崎とらによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は朝日川日和。「HJ NOVELS」(ホビージャパン)から発売。
目指せ悪役令嬢!?お人好しお嬢様、頑張って意地悪します!「あなたは乙女ゲームに出てくる意地悪なライバルキャラクターなの」転生者である母親の一言で、自分が乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わったと知った伯爵家のお嬢様エレナ。普通であれば『バッドエンド』回避に動き出すところ、何故か「恋の障害になるって面白そう!」と積極的に悪役令嬢になろうと頑張りだしてしまう。しかし、根がお人好しのエレナは、ゲームに詳しい母のアドバイスを参考にしてもなかなか上手く意地悪ができない。従者である少年ロルスにも、毎回辛めの採点をされる始末。気づけば、周囲にはエレナを慕って攻略対象の美形が集まってきて――。「わたしって意地悪よね、ロルス」「僭越ながらお嬢様、お嬢様は意地悪ではございません」意地悪すればするほど微笑ましいお人好しなお嬢様は、ちゃんと悪役令嬢になれるのか!?