『さいはての終末ガールズパッカー』は藻野 多摩夫による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はみきさい。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
記憶を失った自動人形《オートマタ》の少女リーナ。出来損ないの人形技師でトラブルメーカーのレミ。百億歳を過ぎた太陽が燃え尽きようとする凍える世界で二人は出会った。「ねえ、レミ。私、もうすぐ死んじゃうかもしれないんだ」「リーナは私が直してあげるから!」 人類の文明が滅んだ世界で、頼る者もいない。それでも壊れかけた人形の死を食い止めるため、二人の少女は東の果てにあるという《楽園》を目指す。 ――きっと間に合わない。でも、最後の最後までレミと一緒にいたい。 終わりゆく世界で二人の旅は続く。