『ノゾミくん、こっちにおいで』は水生 大海による日本の小説(ライトノベル)作品。「ポプラ文庫 日本文学」(ポプラ社)から発売。
「ノゾミくん、こっちにおいで」海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて願いを叶えてくれるのです――。そんな都市伝説が、若者たちの間で流れていた。高校教師の遠山逸子は、教え子である古滝克己と恋愛関係にある。ある日、克己の妹の美咲とその友人の由夢がノゾミくんに願いを掛けにいく。だが、願いが叶ったかに思われていた由夢が、「のぞみくんにころされる」というメッセージを残し、屋上から落下。さらなる犠牲者も増えていき......。ノゾミくんの正体は何なのか、連鎖する呪いは解けるのか――。衝撃のラストが待ち受けるホラーミステリ―。
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