『囚われの君を愛し抜くから』は橘柚葉による日本の小説(ライトノベル)作品。「エタニティ文庫・赤」(アルファポリス)から発売。
この春から憧れの企業の新入社員となるはずだった美雪は、彼女を偏愛する義兄の謀略により、勝手に辞退されてしまう。茫然自失のまま雨の中で立ちすくんでいると、企業の社長秘書だと名乗る恭祐に声をかけられる。美雪を保護する為に家政婦の仕事を持ちかけた彼に、美雪は戸惑いながらも厚意に甘えて彼の家に転がり込んだ。同じ家で共に過ごし、お互いに惹かれ合うようになる中で、恭祐が妹を亡くしたばかりであること、妹と自分が同い年であることを知った美雪が、妹扱いされているのかと悩む裏で、義兄の魔の手が迫り......。