『無自覚な天才少女は気付かない』はまきぶろによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は狂zip。「アース・スターノベル」(アース・スターエンターテイメント)から発売。最新刊は5巻
各分野のエキスパートである両親と兄姉5人を持つリリアーヌ・アジェットは幼いころから家族から最高水準の教育を受け続け、15歳になった今ではあらゆる分野で天才と呼ばれている。 しかし家族が全員「この子はこんなに可愛い上に素晴らしい才能もあるのだから、自分くらいは心を鬼にして厳しいことを言わないとわがままに育ってしまうだろう」とそれぞれ思っていたせいで、一度も褒められた事がなかった。 ある日突然遠縁の少女、ニナが事情があって義妹となったのだが、いくら頑張っても自分を認めてくれなかった家族が全員ニナには惜しみなく褒め言葉をかける様子を見て絶望したリリアーヌは書置きを残して姿を消した。新天地で身分を偽り名を変えたリリアーヌだが、家族の言う「このくらいできて当然」という言葉を真に受けて成長したため信じられないくらいに自己評価が低い。「このくらいできて当然の最低レベルだと習いましたが......」と、無自覚に周りの心をボキボキに折っていく。 残された家族は「自分を含めた家族全員が一度もリリアーヌを褒めたことがなかった」とやっと気づくのだが......
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | mujikakuna tensaishoujoha kidukanai |
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