『わたしと隣の和菓子さま』は仲町 鹿乃子による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はpon-marsh。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
母の看病のため、学生らしい時を過ごせてこなかった慶子さんは、高校三年生を目前とした春の朝、ケーキのような甘い匂いに誘われ和菓子屋「寿々喜」に辿り着く。 店員の青年に招かれ店内に入ると、出されたのは小さな“どら焼き”。そう、あの香りの正体はケーキではなく“和菓子”だったのだ。 和菓子の魅力に惹かれ、お店に通い始める慶子さん。だが、進級後の新しいクラスで、慶子さんの隣の席になったのは、なんとあの和菓子屋の店員さんで......!? 四季折々の和菓子と、ほんのり甘くじんわり優しい恋物語をどうぞ。