『引きこもり箱入令嬢の結婚』は北乃ゆうひによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は間明田。「Kラノベブックスf」(講談社)から発売。
コミカライズが大ヒットの「箱入令嬢」シリーズ、『引きこもり箱入令嬢の婚約』に続く第2弾!7歳の魔性式でのトラウマを乗り越え、因縁の伯爵令嬢ルツーラに立ち向かい、建国祭の場で大々的にサイフォン王子との婚約を発表した「箱入令嬢」のモカ。しかし、順風満帆に見えた二人の前に新たな障害が! 王国のご意見番と言われる国王の叔父・ニコラス翁が大勢の貴族が居合わせるパーティーの場で、王子の結婚相手としてモカの『箱』にこもりきりの奇矯な有り様に苦言を呈したのである。さらに、そのパーティーでサイフォンの兄、フラスコ王子の婚約者として現れた一見愛らしい伯爵令嬢コンティーナに、箱魔法の存在を見破られる。そして、モカ達がニコラスへの対応を練る中、密かに進行する新たなサイフォン王子暗殺計画。モカはカチーナや母、サイフォンの助けを借りながらも、勇気を振り絞って様々な困難に立ち向かう。初恋の王子との幸せな結婚のために――!