『推しを味方に付けたら最強だって知ってましたか?』はやきいもほくほくによる日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナブックス」(アルファポリス)から発売。
公爵令嬢リオノーラは、幼い頃に見た夢がきっかけで、乙女ゲームの悪役に異世界転生してしまっていると気づく。同時期に屋敷に迷い込んだ水の精霊メーアと無意識に契約したことで、リオノーラを冷遇する家族のもとを離れ、王城で、「リーベ(精霊と契約した者)」としての訓練を受けることに。王城で暮らす中、この国の第一王子フェリクスが王太子となれないのは、彼の母が精霊に対する禁忌を犯して死に、何の罪もないフェリクスが代償を受けたからだと知るリオノーラ。リーベとして成長し、ゲームの顛末を変えると同時に、どうにか彼の代償を解除できないかと奔走する中でリオノーラとフェリクスは惹かれ合う。しかし、リオノーラが乙女ゲームでの結末を回避した矢先、ゲームではリオノーラに悪影響を与えた火の精霊が、リオノーラの大切な人たちを狙い始め......