『後宮を飛び出したとある側室の話 海と甘い夜』ははなの みやこによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は香坂 あきほ。
現代から転生したリードは、大国の王の元側室だった過去を清算し、周囲からも祝福されて、王太子・ラウルの唯一の妃となった。結婚後もリードを気にかけるアローロ王・リケルメの存在に嫉妬を隠せないラウルだったが、視察で訪れた美しい島で甘い夜を過ごし、互いの想いを確かめ合う。だが島に挨拶に寄ったラウルの従弟・ルイスがリードに一目惚れをしてしまったようで、王都に帰還してからも何かとリードに迫るようになる。追い打ちをかけるように、ラウルの隠し子騒動まで勃発し、リードとラウルはすれ違ってしまい...? 大好評配信中の『その後の後宮を飛び出したとある側室の話』と『後宮を飛び出したとある側室の話3』を収録した待望の書籍化第2弾!