『少年陰陽師』(しょうねんおんみょうじ)は、結城光流による日本の小説。イラスト担当はあさぎ桜、伊東七つ生[注 1]。角川ビーンズ文庫(角川書店→KADOKAWA)より2001年12月から刊行されている。2024年6月時点でシリーズ累計部数は620万部を記録している。
時は平安。安倍昌浩は、稀代の大陰陽師安倍晴明(じい様)の末の孫で、陰陽師。といってもまだまだ半人前。よき(?)相棒の物の怪(愛称もっくん)と、じい様におちょくられながら、修行に励む日々。ある時は、異邦の大妖怪を倒し、またある時は、黄泉の屍鬼の大群から都を救う。そんな中、またもや昌浩の周りで奇怪なことが起こる。