『国王陛下、私のことは忘れて幸せになって下さい。』はひかり芽衣による日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナブックス」(アルファポリス)から発売。
幼い頃から国王・王妃として国民の幸せを守ろうと、厳しい教育に励んできたシュイルツとアンウェイ。即位後もふたりは、お互いを心から愛しながら穏やかな日々を送っていた。しかし、ひとつ大きな問題を抱えている。それは、なかなか子宝に恵まれず、後継ぎがいなかったこと。『婚姻五年を経過しても後継ぎがいない場合、側室を迎えて子を儲ける』という当初の約束のもと、ある公爵令嬢が城にやってくる。そして半年後、彼女の妊娠が発覚したのだった。アンウェイは国の未来と皆の幸せを願い、城から姿を消すことを決意して――!? さまざまな「愛」の姿を美しく描いた、心温まるラブロマンスがついに開幕!